EURONYMOUS伝
--6. その後--
その後のブラックメタル界にはCradle Of Filth、 Dimmu Borgirらを筆頭にメジャーへの道を歩むものも多く現れ、 CDも数万枚売り上げるなど、世の人々にも徐々に知れ渡っていくようになります。そしてジャンルも多様化していき、 かつて世間を脅かした「Inner Circle」を構成したほとんどのグループですら、昔の面影を留めていません。 Euronymousが今も生きているとしたら一体この状況をどう思うのでしょうか。
一方、当のMayhemはというと、彼の生前録音された「De Mysteriis Dom Sathanas」 を彼の追悼アルバムと位置づけ、1994年に発売され、ブラックメタルの必聴盤として高い評価を得ていますが、 その追悼アルバムのベースをCountが務めているというのはなんと言う皮肉でしょうか。 バンドそのものは1997年にドラムのHellhammerの呼びかけでオリジナルメンバーのManiac、Necrobutcher、新メンバーのBlasphemer を加え、新たにスタートを切りました。ロゴも少し変わっていますが、楽曲面ではこのグループもまた、かなりの変化が見受けられます。
現在では音楽の一ジャンルとして確立されたブラックメタルですが、 今のブラックメタルがあるのはEuronymousという一時代を築いた男があってこそだということを忘れてはなりません。
2002 遊鬼
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