EURONYMOUS伝
--2. Deadの死--

一見波に乗ってこのまま行くかに見えたMayhemでしたが、1991年、大きな事件が起こります。 それがDeadの自殺です。当時わずか25歳だった青年は猟銃で自らの頭を撃ち抜いたのです。 発見したのは彼のアパートを訪れたEuronymousでした。

EuronymousことØystein Aarseth(ウイスタイン オールセト)は1968年4月15日にノルウェーで生まれました。 そして1983年、16歳のときにNecrobutcher(B)、Manheim(Dr)らとともにMayhemを結成します。

Deadの自殺の動機については完全なことは分かりませんが、 Euronymousが後に語ったところによると、Deadは今の商業化しつつあるアンダーグラウンドメタル界に辟易し、 この状況に喝を入れるために自ら死を選んだ、ということです。 その自殺の後、Euronymousは彼の脳をスープにして食べたり、頭蓋骨をアクセサリに加工したりした他、 彼の自殺直後の死体を写真に収めており、それは彼らの「Dawn Of The Blackhearts」というブートアルバムのジャケットにまで使用されています。

当然このカルトヴォーカリストの自殺は大きな話題を呼びましたが、そんな折、EuronymousはOsloに「Helvete」という レコードショップを開き、「Deathlike Silence Productions」という自己レーベルを設立した上で、ノルウェーブラックメタル界を我が物にしようと企てます。 また同時に「Inner Circle」という悪魔信仰主義団体を結成しました。

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